メコン調査日記
2010年9月19日日曜〜25日土曜
風間聡、真砂、糠澤、小野、天野


9月19日日曜
前日に荷物の配分。水質検査キットが結構必要である。 荷物も風間の車の前のシートを使えば乗りこめることを前日に確認。 朝5時50分に出発。6時10分前に小野の家の手前待ち合わせ場所に。小野はきていた。 昨日積んでおいた荷物をスーツケースに入れる。 天野を15分にピックアップ。10分前に来ていた。寝ていないとか。 30分過ぎに糠澤宅近く。40分過ぎにきた。 空港には7時15分に着いた。3人はチェックイン。風間はMY駐車場に預ける。 35分まで来なかったので歩いて空港まで。いつものように長蛇の列。 国際線乗り継ぎの手続きをしていなかったのでかなり時間がかかった。 結局最後に一人で送ってもらう。10分遅らせてしまったけど30分前に並んでいたぞ。 成田便は満席。10分遅れて成田に。乗り継ぎ口を使って出国へ。 学生は換金。チャイワットのお土産を購入。搭乗口で真砂さんと合流。 定刻を10分遅れて離陸。バンコク便も満席。台風をよけてマニラ上空を通過。 1時間ほど余計にかかる。学生は乗り継ぎをしていないのでバンコクに入国出国。 真砂さんはタイプロジェクトの荷物を運ぶため、入国。 風間だけトランジットしてラウンジで時間をつぶす。途中で真砂さんが合流。 ビエンチャン行きはバスで移動。満席である。インド系が目立つ。 ビエンチャンにはほぼ定刻。9時に到着。イミグレで時間がかかる。 ノボテルが迎えにきてくれた。9時40分にチェックイン。 直前に足した小野も問題なく部屋に入れる。 簡単な打ち合わせをしてから1月に行ったナムプー近くのバーでビールを。人が少ない。 日曜からかも。閉店で電気消されるまでいた。11時半に戻る。


インド流交渉


9月20日月曜
7時過ぎに皆が食事。8時40分に風間、小野、天野がメコン委員会へ。 ノボテルの車で送ってもらう。3ドル。以前は入口でパスポートが必要であったが、 会議というと簡単に通してくれた。ロビーで少しまつとチャノンが来た。 事前に連絡していたデータ購入担当者は出張とのこと。チャノンが色々手配してくれる。 ルミンダに電話して金額とかの問い合わせをする。その間、学生2人は図書室で資料漁り。 データは30ドルを支払った。領収書をもらうのにあちこちのセクションへ。 イヤーブックCD版一つ50ドル。紙のコピーは25ドル。これはコピーに時間がかかるので諦める。 そのほかMRCのレポート水質関係一つ5ドルを2つ購入。 チャノンと打ち合わせをして今後の斜面災害と氾濫環境の資料収集をお願いした。 メコン河をみながらホテルまで歩く。暑い…。途中で日本人に声をかけられる。


MRC本部

韓国援助の護岸

渡れない。交通量が増えた!


夕食に6人乗りでメコンビューレストランへ。 ここは初めて。かなり景色がよくて大変よい。みな写真を撮りまくる。 ルアンプラバンの川海苔や川魚の料理を食べる。ティラピヤが美味しい。 途中からラオスの環境省のチャンセンがきた。3人目の子供ができたことを聞いた。 ココナッツアイスクリームとアイスクリームインココナッツがある。 小野は後者。味は同じ。 9時に店を出てラオプラザ近くのハッピーガーデンでマッサージ。 1時間300バーツほど。腕はよかった。コンビニまで歩いてからトゥクトゥクで戻る。 11時に部屋。


猫型ロボット

師匠と天野

チャンセンがきた

イカス?

アイスインココナッツ

レストランの名前
空港とノボテルの間




9月21日火曜
8時20分に集合。30分にノボテル送迎車で空港へ。 搭乗時間が9時50分だけどまだパスポートコントロールが開いていない。 手前の喫茶店ですごす。定刻をやや遅れてベトナム航空でプノンペンへ。 この便はそのままホーチミンへ行く。ほとんど満席であった。 プノンペンのアプローチ時に迫力ある氾濫が見えた。 空港ではプリンセスホテルの迎えが無事来ていた。 ホテルには12時半に部屋に。12時に簡単な打ち合わせ。 その後、糠澤風間聡は明後日訪問する技術支援センター(TSC)の場所を住所を頼りに探す。 初めツールスレン付近と言われていくと、ホテルの近くという。 また戻って住所を確認するとそこは銀行であった。中に入って住所を見せると地区が違うという。 色々運転手が集まってあれこれ言う。結局、長井さんに連絡。 場所を聞くとノルドムとモニボンの交差点付近という。ずっと南!! 南進するけどなかなか見えず。ほとんど交差点のところにMRCの看板を糠澤が発見。 中に入ると6つほど建物。3つのうち真中というけど…どこにも案内する人がいない。 あちこちの建物に入って聞きまわる。3つ目の建物で当たりらしい。 3階だというので上がっていくと、やっとTSCの看板が! やっと見つけた。 場所だけ確認してもどる。真砂、小野、天野はドライバーの確認をホテルで。 日本で確認していたドライバーは車を売っていたとのこと。二人でOK。 2時半集合の話であったが、TSC組が戻ったのは3時半を回っていた。 待っている間に天野が硫酸もれを発見。 裏通りのカレーソバを食べる。おばちゃんが相手してくれる。 真砂さんに古い1ドル付き返していた。食事後、 明日の荷物と作業の確認。 いくつか買い物がある。小野と風間聡がセントラルマーケットにバケツとハンマー、釘、ロープを買いに行く。 布のメジャーを見つけるのに結構苦労した。バケツは3つで4ドル。 ロープは5mで2000リエル。メジャーは1000リエル。安い! 1時間で戻ると硫酸は使えないとのこと。全リンは無理。 7時まで休憩をしてから夕食へ。 クメールスリン。やや道に迷った。 風間が虫に刺されるハプニング。甲虫系? その後、近くでマッサージ。男フットで風間だけボディ。天野はフェイシャル。 真砂さんはビエンチャンのほうがよかったとのこと。 トゥクトゥクで戻る。11時にホテル。


赤いほうはラクサみたい

硫酸もれ!!

マッサージ屋待ち



9月22日水曜
朝6時50分に糠澤の部屋。7時に3件となりの店で氷と水を購入。 運転手さんが来てくれた。7時10分に出発。 1時間半ほどで第二コルマタージュ。初めての採水と分析。 まあまあスムーズにできる。そこから脇道をぐらぐらしながら車で奥に入る。 氾濫のエッジを見つけてそこで採水分析。木に印をつけて胴周りを測定。 第三コルマタージュでも同様の作業。奥にさっきより広い氾濫水田があった。 同様の作業を。フェリーでメコンを超えたところでトイレ休憩。 コンデンスミルクコーヒーを飲む。甘くておいしい。 ここに20分位。プレイベンへ30分位。 祠のある岬の南側で船を借りる。糠澤が若い兄ちゃんに交渉してくれて8ドル。 しばらく待っているとかなり大きい車もつめるような船できた。 これに全員乗る。水位計、岬付近、波止場の先の3か所で採水。 その水を持って分析。 食事はこの脇のレストランで運転手さん(文六さん)が注文。 トムヤムが美味しい。 氾濫の木は付近にないので、岬の脇で印をつけた。 プレイベンの町並みを見てからプノンペンへ。 運転手さんがいう新しい高速道路と橋に行ってみる。 中国が新たに整備している8号線。今年3月に出来たばかりのプレークタメク橋。 1年前倒しで出来たそうである。まだ知られていないらしくすいている。 プレイベンから結構北にむかってから途中で西へ左折。氾濫原を突っ切って川を越えて6号線へ。 車がほとんど走っていないので快適である。日本橋の手前で虹見える。 ホテルに戻ったのは5時過ぎであった。車は140ドル。だんだんインフレである。 5時半から分析開始。真砂さんが大活躍である。細かい指示をどんどん出してくれる。 風間は何もできず、写真、時間計測と冷まし係だけである。 8時に大体終わる。片付けをして8時半。パッキングに結構時間がかかる。 9時前に食事へ。ホテルのベルボーイがトゥクトゥクを運転!バイト? 川沿いの中華料理屋はなくなっていた。そこでクメール料理と洋食の店へ。 ハッピーピザを頼むとVery Very Happy? と聞く。Extra Happy? とも。 笑いながら聞いていた。あとであれのことと分かる。 10時前までここにいた。1軒バーに入ってカクテルを飲む。 ちょっと話しこんで11時過ぎまで。12時前にホテル。


ホテル迎えの高層ビル工事現場

朝7時前ラジオ体操している!

コルマタージュ2番

その奥の氾濫原

豆が植わっている

コルマタージュ3番

船がよく通る

奥には水田への樋門が

そこから導水

フェリー内

押し売り

渡ったとこの茶屋

カンボコーヒー

ロバ車を止めて撮影。カメラマン天野と師匠小野

プレイベンまでの風景

波止場のおばちゃん

にいちゃん登場

煙草咥えてガソリン入れる!

船で採水と位置確認

手前野沢菜

岬手前。木を測る

祠の岬

プレイベン湖岸

中国が作った道からの風景。西へ

西に向かう途中の道で

寝れる道路

メコンを渡る橋

日本橋から虹

分析開始。混ぜ班

分析班

ネットでマニュアルを調べる

ときどきメンツが替わる

あらゆる場所で分析

怪しいピザを出す店。味はいい。



9月23日木曜
12時にチェックアウト。隣のBBworldでカンボジアバーガーを。 値段相応?まあまあ。14時に農業灌漑省のTSCに。長井さんと井原さんを訪問。 タケオの農場の説明を受ける。真砂さんが色々助言ありがたい。 結構話しが盛り上がった。お土産を渡して15時すぎに別れた。 河岸に行ってボート。小さいのが15ドル大きいのが20ドル。なんだかんだで大きいのが30ドル。 暑いのでこれにする。メコンに入ったとこまで。トゥクトゥクにまかせて上流の波止場にしたのが失敗。 それでも浚渫船や一部船上生活者がみれたのでよかった。 洪水期だと本当に中州や浸食場がよく見えない。一部バサック左岸の浸食場と右岸の堆積場がみえた  右岸は新たに開発している。ホテルに戻ったのが5時すぎ。ロビーでネットとこれで時間をすごす。 真砂さんは半日余分に借りた。6時にチェックアウト。6時半に車17ドルで空港へ。 結構混んでいて時間がかかる。夕食を出国した後にサンドイッチやDQですます。すぐに搭乗。 真砂さんはサンドイッチをかき込んでいた。機内は満席。やや遅れて離陸、着陸。 やたら遠い駐機場でバスでひたすら移動した。外に出たところで真砂さんと別れる。 4人は小野の提案で新しくできた鉄道でマッカサンまで。急行は100バーツ10分。 鈍行は15バーツ30分。急行を選択。かなり早い。降りたのは6人だけであった。 最終駅はがらーんとしている。3人でカーリングしていた。ここからタクシー2台でホテルへ。 アンバサダー。50バーツの利用料を追加で取られたのが1台。うーん。アンバサダーホテル。 そのまま11時すぎに部屋に。糠澤と小野は同部屋のタワーウイング。一般のほうも綺麗になっていた。



結局皆でTSCへ。

気象水文省JICA専門家の井原さん

長井さんによる説明

タケオの試験場

TSC前で。



乗った船

浚渫船

隣から土砂を注入している

積乱雲

新しい電車。全車両で6人!

不安…いつでるの?

出発何秒を表示

新しい駅。広! 誰も居ない

全部×で開いているとこで出る





9月24日金曜
朝8時にチャイワットと待ち合わせ。バンで移動。やや渋滞にあって9時半にAITに着く。
バベルと30分ほどダブルディグリーの打ち合わせ。すでにいくつかやっていてすぐできるとのこと。 しかしやはりファンドが問題。ヨシアキは二人を案内。小野は旧友と話を。 11時にAITを出る。カセ大へ。土木工学部土質工学のスティサック先生と昼食を取りながら会談。 小野が積極的に聞いているのが印象的。すごくいい人でタイ人にしては珍しい。 昼食まで御馳走になった。講義があるので13時半に別れる。風間だけIMPAC-Tの事務局を訪問した。 小森さんから今後のことを聞いた。


小野とヨシアキが世話になっている秘書

カセ大学内部

スティサック先生

フロントガラスカバーはサービス

IMPAC-T事務局。小森さんと



運河巡り

魚にえさやり


食事をバンナのセントラルで日本食。フジで。糠澤は食事せず休んでいた。 バンナが混んでいて8時から食事。ヨシアキはかなり満足していた。 トップスで買い物。空港には10時すぎ。車はガソリン、高速代他で4000バーツ。 ここで別れる。かなり混んでいる。ほぼ休む時間なく搭乗。成田便は満席。 仙台便は台風で飛ばないかもと言われた。 それでも定刻通り飛ぶ。11時半に仙台に。4割程度埋まっていた。 糠澤、天野、小野の順で送る。大きな事故もなく無事で着く。