アメリカ西海岸日記
2011年5月24日火曜〜30日月曜
風間聡、糠澤桂


5月24日火曜
19時発はやて。21時すぎについて山手線、モノレールを乗り継いで初めての羽田国際線。ターミナルを見学。東京バナナをお土産に購入。TGのバンコク行きはガラガラのようであった。LA行きが一番混んでいるようであったが、3人がけの真ん中はすべて空いていた。離陸してすぐにサンドイッチが出た。飲み物もすべて断った。11時間のフライトでほぼ定刻通りLAに到着。 感動的にすぐイミグレが終わる。荷物を受け取ってめまい。100m位ならんでいてしかも動いていない。糠澤にいろいろ見てきてもらったが、他も同じように並んでいるらしい。幸運なことに端のゲートが開いて流れる。特にチェックされることもなく、45分で外へ!FLYAWAYというバスが中心のユニオン駅までいくとのことで利用することにした。20分ちょっと待って4本目がユニオン駅行きであった。7ドル。40分くらい。一緒に乗ったお兄ちゃんが7時までに着くか?と聞いて運転手が挑戦すると言っているのがなんとも。結局7時15分に着いた。地下にいくとメトロレッドラインに。one way1ドル50セント。7thストリートまで。3駅。外に出てから100m位歩く。Ritz Milner ホテル。場所は大変良い。90ドル。ビジネスホテルのようである。20時位であった。すぐに裏手の糠澤のガイドに出ているステーキ屋へ。いかにもアメリカらしくて良い。クラブステーキ14ドル。安い。大量の芋にコールスローがついてくる。いい店だ。ビールは置いてなかった。飲みたかったけど。おなか一杯で糠澤は食べきれず。




5月25日水曜
時差の関係で夜が明けても25日。朝5時半にホテルをチェックアウト。昨日きたのを戻る。ユニオン駅でメトロリンクでリバーサイドへ。切符の買い方を右往左往していたらおばちゃんが教えてくれた。11ドル75セント。30分ほどあったのでキオスクでサンドイッチとコーラを購入。チェリーコーラはひどい味であった。定刻通りに出る。6時25分出発。LAに来る汽車は混んでいるが、外にでるのはすいている。定刻より15分前にリバーサイドに到着。ここから1キロ位歩くということなのでタクシーで。10ドル。結構な距離であった。チェックインはできないので荷物だけ預ける。歩いて会場まで。1キロちょっと…街は小さくて何もない。ホテルは中庭があるリッチな感じの昔風のホテルである。会議は50人くらいでワークショップといった感じである。昼ごはんのときにジョージアから来たトルコ人はメキシコ料理がうまいと言っていた。午後は14時から。バンケットは70ドルと高いので出席せず。糠澤が近くのメキシコ料理点を調べてくれた。そこにいく。結構いい感じで安い。湿ったタコス?でまいた肉料理をとバドワイザー。糠澤はタコスのひき肉サラダ。ともに美味しい。しかも安い。二人で30ドルほどであった。




5月26日木曜
朝シャワーを浴びようと思うとシャワーの仕方がわからない。ほとほと困ってバスタブでいいやと思いつつ裸になって蛇口を見ると!わかりにくい構造である。午前は涼しい。出席者は昨日よりさらに少ない。真面目に韓国の環境やらIWMIインドのガンジス水管理などを興味深く聞く。昼食のときにIWMIの女性と話をした。民間から結構ファンドを受けているとのこと。ネパール事務所から今度はバングラに移るとここと。中庭の昼食は日差しがきつく外での昼食は向かない。午後1セッションの糠澤の発表はまあまあであった。スライドはよくなっていた。質問は韓国Kwaterから一つ。彼らも次のセッションでHSIなどを使っていて面白かった。ホテルのねえちゃんにも勧められたスパゲッティ屋で夕食。重厚な感じだがファミレスのよう。姉ちゃんが早口で聞き取れない。チップこみ40ドル。ホテルには8時半。




5月27日金曜
国立公園のダムを見るために車を借りた。運転はすごく不安である。24時間170ドル。 Free wayに入って一度西に行くようにしてから左回りで東のロスアンジェルス方面へ。 5車線で結構飛ばしている。左は2人以上乗っている車専用。 慣れていないので右から2番目を走る。結構大きな車もいるがとにかく交通量が多い。 57号線をめどに糠澤希望のエンジェル国立森林を目指す。高速を出ると57号線は一般道であった。 北上しているはずが東に向かっているらしいので道路地図を見るとやはり東に戻っている。 左折してからとにかく北に向かう。どんどん北上すると国道66号線があって、 道路地図でもこれを西に行けば目的地に行ける。 66号線は歴史的66号線!とあって、例の66号線であり、思いかけず通ることができた。 途中でサブウエイへ。どんどん西に行くとAzusaと地名が。ここら辺で右折して北上。 途中なんどか右往左往したけど、交通量が幸い少なく目的の道へ。 モーリス貯水池とサン・ガブリエル貯水池を見る。遠くからだと禿山であるが、 国立エンジェル森林に入るとやや森林がある。途中でリスが尻尾をひかれていた。 かわいそうである。ガブリエルの放水路はちょっと変わっていて、途中から自然岩盤を利用している。 水質はよかった。結構自転車で上っている人が多かった。 UCLAを通過するあたりでくぼみでガツンという音。 特に気にせず走っていたらななめ後ろの車がタイヤがおかしいと言われる。 わきに寄せてみるとホイールカバーがゆがんでいる。 力ずくでもとに戻すもホイールも少しへこんでいた。 まあ大丈夫と思っていたら、途中から空気圧が低いとの表示がメータに出るように。 空気が抜けたと思われる。ガソリンスタンドに入る。まず車の向きが逆で治す。 次に入れ方がわからない。5ケタのzipコードを入れろという。 暗証番号は4ケタ。4ケタだけいれるとダメと言われる。 キャンセルしていろいろやってみるが、うまくいかない。 HELPを押すけど人は出てこない。わきのコンビニみたいなとこに糠沢が聞きに行くけどただの店員。 zipを12345と適当に入れたら入れられた。なんで? 今度は空気を入れようとするがこれまたわからない。 トイレに行きたかったので取り合えず落ちつこうとして、トイレにいく。 鍵がかかっているので店員に聞くと鍵をじゃらっと渡してくれた。 すまして戻ると糠澤がやり方を調べていた。空気圧は図れる。圧力に応じてビスがでるしかけ。 25セントを4枚(1ドルはだめ)入れて加圧する。ビスがだんだんあがるのがわかる。車を返して空港に向かう。 シャトルバスは7番ターミナルユナイテッドまで連れていってくれる。 結構長い列でビビる。自分は普通のコースでわりとすんなり荷物検査が済んだが、 糠澤は身体検査のほうに回されて30分あとに来た。15分ほど下で待ってたけど、 身体検査のほうはひどい様相であった。昼飯を空港内のブリトーで済ます。 コロナビールも一緒に頼んだが、結構なボリュームでおなか一杯であった。 サンフランシスコまではほとんど満席であった。1時間位。 サンフランシスコでは4つ分階をあがってターミナルを結ぶエアトレインでBARTの駅まで。 そこから8ドルちょっと。パウエル駅まで。 10駅位あって30分以上。パウエル駅を出てわきに入ったすぐのところに ミラノホテル。すごい立地条件であった。町のどまん中。便利。 部屋もかなりいい。それで90ドル。感動である。 9時前であったけど、散歩ということですぐに街に出てみる。



5月28日土曜
7時に起きて準備していたらサフーから電話。 ロビーにいるとのこと。あわてて下に降りる。ニマルも一緒であった。 彼もデービスに住んでいる。彼は水資源のコンサルタント会社で働いている。 車でデービスに向かう。道はすいているらしく。1時間でデービスのサフーのアパートに。 1月900ドル。結構広い。サフーは今回のためレンタカーを借りていた。 ここで朝食をいただいた。 インド料理。酸っぱいパンとかもあった。基本的に辛くなく大変おいしかった。 ただデザートの2品はすごく甘くてどうしようかと思った。ニマルとサフーとでデービス校へ。温暖化についての話あう。そのあと、サフーの観測サイトであるタホエ湖に向かう。3時間半ほど。 すぐにサクラメントを通過。ここはカリフォルニアの州都であるとか。 途中、残雪があったり岩質の山があったり雄大な景色である。 標高は1800m位。小雪が舞っている。南の湖畔で見る。 透明度はめちゃくちゃ高い。だけど減少しているとか。 かなり寒い。ハーバーがある。UCデービスの支所は北側2か所にあるらしい。 ここで食事をすることに。 外に出ると激しく雪が降っていた。これには参ってそのまま帰ることにする。 積もったら大変。途中寝ていたけどサンフランシスコ近くで目が覚める。 ゴールデンゲートブリッジに行きたくて、お願いする。 道がわかればということで、右折して北からサンフランシスコに入る。 初めにやたら長い7キロ位ある橋を渡る。このときは激しい雨が降っていた。 金門橋の手前で一度出て、ガソリンを入れる。ニマルはトイレに行きたかったらしい。 サフーがいうにはzipコードは郵便番号であるという。再度高速に入って金門橋へ。渋滞していてゆっくり進む。写真はよく撮れる。 高速を降りてからUターンしてゴールデンゲートブリッジフォートへ。 400m手前で車を止めて歩く。晴れてきてアルカトラス島がよく見える。 本当についている。実はここから400m上ると金門橋まで上がれる。 今回はあきらめた。そこから101号線を通ってホテルまで。7時すぎであった。まだ日が高いので糠澤とフィッシャーマンズワーフへ。ケーブルカーはすごい並んでいた。 港沿いを歩く。途中カニとかを店頭でさばいているところを発見。日が沈んでからそこの一軒にはいる。 15ドルのカニの半分をゆでたやつとカニケーキ、レッドスナッパーを。 ワインは白のハーフを一つ。料理にはカニのカクテルかクラムチャウダーがつく。 3品なので両方頼む。クラムチャウダーは寒い外を歩いてきたあとなのでおいしい。 ワインもまあまあ。カニは…ふつう。ゆでただけなので当たり前かもしれない。 カニのケーキはおいしかった。魚も◎。ゆっくり食べて満足。70ドルちょっと。 帰りはFという普通の路面電車で。2ドル。2つ目の駅からすっごい人が乗ってきて混雑。ホテルに戻ったのは10時半。



5月29日日曜
世界一曲がりくねった坂といわれるロンバード通りにどうしても行きたかった。 9時40分にチェックアウト。 BARTはおととい買ったチケットにチャージ。8ドルちょっと。 10分位遅れてきた。車内は混んでいた。途中でほとんど降りた。 空港はどこにANAのチェックインがあるかわからず困る。荷物検査、出国ともに簡単。すいていた。12時に搭乗。 定刻通りに出発。



5月30日月曜
仕事してから思いっきり寝た。日付変更線を超えて月曜。15時前に到着。入国審査はやや混んでいた。 荷物はすぐに出てきた。成田で解散。大雨注意報が出ているので電車が心配。

今回は全て糠澤アレンジ。ホテルは完璧であった。