水文・水資源学会重点領域研究グループ勉強会
2012年8月3日金曜〜4日土曜
福島会津 東山グランドホテル
風間、菊池、高瀬、手塚、川越、江坂、今泉、宗像


3日
10時で大学を出る。工事であちこち渋滞。12時半に若松市内。昼食。高瀬おすすめの蕎麦屋。かなりいい雰囲気である。3種のそばを試せるものをチョイス。その後、新しくなった鶴ヶ城に。ひどく暑い。35度以上。500円。降りてきてソフトジャン。手塚。1000円也。暑さにくたびれて休んでいると暇をもて余しているガイドのおばちゃんが、延々と説明。江戸時代の会津藩の保科氏のもとは信州高遠藩。正之は徳川秀忠の非嫡子。家光の異母弟。これが幕末の松平容保に続く。というような話を延々。そこから時間がまだあったので日新館に。途中、阿賀川を見る。日新館は600円。藩校を再現。大学の名がここでも使われている。各級に昇進試験があり、質の確保がしっかりされている。ただし、身分による差別はある。4時すぎに東山温泉のグランドホテルに。ここで市役所でヒアリングをしてきた福島大学と合流。7時過ぎまで部屋で交流会。S-8の報告、藤沼のその後について、今後の水水学会の発表などを川越先生にする。7時過ぎから食事。風呂に入ったり、オリンピック見たり。アーチェリーの古川が銀メダル。思ったよりアーチェリーが面白い。12時すぎに就寝。


桐屋:蕎麦屋。

左から頑固、権現、かおりの3種

鶴ヶ城

天守閣の上から磐梯山

どこ見てるの?

この後、ガイドのおばちゃんの長話

日新館 高瀬うれしい?

入口で


福島大の二人は中学高校大学バッテリー。宗像の彼女は部長の…。



4日
9時から研究発表会。

9時〜 菊池 同化手法について。
 多くの流域でやるべき。気候変動などのGCMに応用できるようなると良い。
 地図上で示して地域性の話につながるべき。磐梯では斜面の向きで違う。
 融雪係数を変化させているのか? メッシュと観測点の係数の与え方は?
 融雪の原因を気温のみだけど気温以外いれたらどれ位違う。
 時間毎の変化量が融雪モデルに反映されていないか?
9時30分〜 今泉直也 水循環。修士ではボリビアの土砂生産を求めたい。
 土砂生産量は利水より治水では? 貯水池の有効貯留量が減少するから。
 流達過程は考慮しなくてよいのか? 
 福祉的な社会創生への対策とは? 堆砂は何年で?
 生産量がわかっているのでトゥニ湖の容量がわかれば求められる。
 植生は自然に繁茂する 南米全体では植生繁茂する速度が違うのでは?
10時10分〜 高瀬 HSIと遺伝子多様性についてだけど水温とHSIの話が中心
 高瀬のオリジナルは? 遺伝子と種の多様性について調べる
 水温以外は何が問題? 他の因子も考えていく。
 新しいデータは考えないのか? 河川構造物は? 
 水生昆虫ではなく魚とかは? 昆虫のほうが数が多くデータの信頼性が高い
 温暖化の効果でいないものがいたりしない?
 二筋モンカゲロウの06年と12年の温度のSIが変わった理由は? サンプルが少ない
10時40分〜 宗像佑磨ゆうま 会津の内水氾濫
 内水対策設備とは? 雨水浸透升とか。これがどの位効果あるのか?
 いつから浸透升の時間5mmの設計値。
 雨水浸透の売りは? 家庭で設置することができる
 浸透量ほチェックは必要。
11時5分〜 手塚 洪水氾濫被害額
 まだ差があるけど、この結果を適応策に生かせるかも。
 流域毎に洪水調整が効いているかデータを持っていくと考察が深まる
 流出係数のずれている原因は? なんで釧路川が低い? 上流で氾濫している。
 流出係数のマップ化は? 洪水調節より気候状態が効いているかわかる。
 洪水が生じる時期は問題ではないのか? 最大を考えている
 浸水図を説明してほしい。
11時30分〜 川越先生 ため池関連調査報告
 アースフィルダムの被害調査
 浜通りのダムの被害がわかってきた。ロックフィルや重力ダムなど。
 抜本的な被害状況はなし。
 防災科研が地盤増幅率を発表。地震動により揺れが大きさを数値化。
 東日本大震災の被災ため池一覧表あり。福島24% 宮城10% 岩手県12%
 ため池決壊 藤沼、中池、青田新池。福島3件
 谷池が多いから?
 560万m3は貯水していない。決壊後、水をためていない。
 江花川で土留めの堰でポンプアップして取水。または休耕田が多い。
 灌漑では羽鳥ダムの影響が大きい。須賀川に多く供給していた。深刻な水不足。
 羽鳥は現在4割程度の貯水。


部屋は立派。ビール各種。よく飲んだ。


12時すぎに終了。ホテルを出て、昼食を街中の博物館の隣の蕎麦屋で。会津のそばは保科正之が信州の高遠からもたらしたとのことで、高遠そばの名前があった。これは大根のおろし汁でつける。辛いがうまかった。1000円。菊池と手塚の鴨ざるもうまい。

食事のあと、末広酒造の酒蔵を。地下水の話をききにいく。70mの地下から取り上げていて、水質が深さで微妙に違うとか。部屋の温度は地下水で調整。最近は消雪水で地下水を使うため、地下水が枯渇する傾向にあり、街中の酒蔵が周辺に移動する傾向にある。


かみしろ屋。信州のかみしろ?

左下がおろし汁

末広酒造入口

このおじさんが藤澤さん
マルチタレント

教員二人が運転手で飲めず

オーク樽で寝かしたもの


14時半に解散。4時半に学校で解散。暑さで皆ばて気味。