カンボジア&タイ調査
2012年11月23日金曜〜30日金曜
風間、天野、手塚、吉田、(川越、徳田)
23日金曜
朝6時15分にローソンで手塚を拾う。4号線を南下。7時過ぎにMY駐車場。天野の車もほぼ同時に到着。一緒に空港に。連休初日ということで大変混んでいて長い列。成田便は満席。結構揺れていた。定刻を10分ほど遅れて成田に。国際線連絡はそれほど混んでいなかった。バンコクに定刻通り。プノンペン行は少し遅れて離陸。プノンペンにはほぼ定刻通り。荷物も無事でてきたし、プリンセスホテルも迎えにきてくれた。すべて問題なし。9時前にホテルに入った。すぐにプンロクさんに天野が電話。打ち合わせをしてからマッサージに。
24日土曜
8時に待ち合わせであったが、50分にホテルを出ていた。カンダルへ。皆寝ていた。1時間ほどで現場に第一地点は水がほとんど流れていなかった。フィルターの水はよく通る。さっさと終わって奥に。土を取って、はるか向こうにある田んぼの水を。手塚が蛇をみたとかで騒いでいた。惇はホテルの草履がぬげて裸足で一部歩いていた。ここも順調にすんで第二地点に。ここは水がまあまあ流れている。フィルターもよく通る。全て2個のフィルターで済む。しかし、奥に行く道は侵食で削れていて車ではいけない。通りかかったバイクに5ドルで乗せてくれと頼んだ。手塚と2人バケツを持って奥に。しかし、いきなりとは言え5ドルは高すぎた…失敗。戻りは橋を渡って対岸の道を。こっちはそれほど傷んでいないけど狭い。土も必要ということでもう一回借りた。同じ金額とした。払いすぎだ。奥はたんぼをちょうど鋤いていた。ここは2か所とも耕運機を使っていて結構驚く。無事土も取ってきて早く終わる。いつものベトナムの店でフォーを食べる。5人春巻き揚げとコーヒー込みで12ドル。安い。ホテルですぐに分析。1時間で終わる。休んで3時半に集合してTSC3に。4時から堀内さんと面会。TSC3の研究所化がとん挫している話を聞いた。堀内さんは2004年にもTSCの第一フェーズを担当。水資源省が別途大きな研究所を作ろうとしているのでTSCはそれに飲み込まれそうだということであった。それから川沿いで船に乗る。交渉の余地はあまりなかった。船が少ない。1時間20ドル。夕陽が見えそうであったが、東は真っ黒な雲で稲光が見えている。気が付くと雲が迫っていて、あっという間に大雨に。全ての船が左岸に停泊して嵐をやり過ごそうとしていた。ひどい雨で、ちょっと怖い。結局1時間半以上かかって岸に戻った。
25日日曜
朝8時に出発。2時間かかってタケオに。ひどく揺れていた。堤防は道ががたがたであった。ひどく水が通らないで二人はビビッていた。フィルター3つ使う。貯水池末端の水を取りに手塚が自転車を1ドルで借りて水を取りにいく。戻ってきたらほとんど水がなかった。自分が代わりに再度。片手で2つのバケツを持って維持するようにするとこぼれない。だけどバランスが取りにくく一度池に落ちそうになって顔面蒼白であった。1時前に大体終わる。タケオの例の店に。エビは1キロ35ドル。湖沿いの別の小さい店で32ドル。しかし本当に美味しい。1匹で大満足である。帰りに下放水路の河川の出口と途中で採水。たくさんの人が魚を獲っていた。街中に戻って全開採水した下水流入口とポンプ場で採水。ホテルには5時半に戻る。すぐに分析。7時に食事に出る。ロビーで打ち合わせて結局クメールスリンに。2階に。向こう3席は日本人であった。後ろはカップル。手塚が気にしていた。そういえば今回の手塚は、the
most famous artistだとか、武士だとか、仏教が趣味とか訳わからない人物を演じていた。これがなかなか可笑しい。途中でひどい雨が降ってきた。雷鳴である。昨日から夕方から雨が降る。
タケオまで。 |
ちょうど実りの秋? |
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排水口には藻とホテイアオイ。栄養塩豊富だから? |
貯水池の水位は高い |
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通らない… |
子供のチャリンコ借りて |
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いつものレストラン エビいっぱい |
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1キロ35ドル |
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下水放流川とバサックの合流地点では漁がいっぱい |
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臭い… |
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左岸側は大規模干拓 |
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弥の大変 |
ポンプ場 |
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26日月曜
8時出発で7時半に下に下りていくとプンロクさんがいた。空港には9時前にチェックインが終わった。特にひどい渋滞はなかった。 定刻を20分ほど遅れて離陸。バンコクも少し遅れて到着。
乗り換えは30分もなかった。ゲートに川越先生、徳田君、チャイワット、ジューンがいた。 クラビ便は満席。定刻通り。タイスマイルエアということでオレンジ色の衣装であった。定刻通りに到着。プノンペン組は国際線ターミナルに着いたので
国内線に移動。ここからバン2台でホテルに。40分ちょっとかかってアオナンビーチのはずれに。 ブリタラリゾート。Buri Tara Resort
Krabi。惇が選んだ。かなりきれいなホテルである。 ただメインから少し外れている。途中から雨が本降り。雨に今回はよく当たる。 休まないでホテルに入ってすぐに出かける。
雨はかなり強く降っている。アオナンビーチで土砂降り。 風間手塚惇は水着だけで作業。惇が円盤の固定代を忘れるちょんぼ。 カントクと徳田君と手塚が交互で支えることに。風間が惇のサポート。
初めてやってみて結構大変なことがわかる。波中をあるくのは大変である。 しかも結構岩礁の部分があって痛い。惇は一部切っていた。1時間弱かかってもどる。
撤収して次の場に移る車中でミニ宴会。チャイワットがマックとビールを買ってきてくれた。 第二海岸では移動局が起動しないアクシデント。 あれこれやるが結局だめ。戻ってネット調べることにする。6時前にホテルに戻る。
休んでから7時にクラビ市内に。 去年食べたシーフードの店に。ここは安くて美味しい。 トムヤム、トートマン、カイヤッサイ、チューチー、パックブーンなどをたのむ。
トムヤムが大変辛い。ビールがすすむ。最後にアイスクリームを頼んだけど欲しいものはほとんどなし。 街中に移動して、これまた前回と同じのロッティに店。
コーヒーと紅茶と。どれも甘い。砂糖なしと言ったけど。 ロッティはバナナと卵とチョコレートがあった。お腹いっぱいである。 ホテルに戻ったのが10時くらい。
クラビ空港移動バス 豪華 |
豪雨の中の実測は水着で |
チャイワットの差し入れで宴会 |
動かないって… |
なんとかしろよ! |
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なんともなりません |
撤収 |
ホテル立派 |
小さいベッドがもう一つ 子供用? |
去年食べたノンジョクレストラン |
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ロッティ屋 クラビ市内 |
27日火曜
朝8時に出発。昨日できなかった第二地点のKlong Moungビーチに行く。 昨日の問題はやはり機器が濡れていたからかもしれない。 日差しがあると大変暑い。惇が足を負傷したので、手塚が代わりに歩く。
惇と徳田がサポート。カントクと自分が機器を支える。 結構しんどい。 潮が満ちてきて、基地局とかを移動または持っている必要がでてしんどい。 観測組が
Koh Kwangビーチ チャイワットは飛行機の時間なので戻っていった。 計測は順調である。晴れていると機器も機嫌がよいらしい。第三地点に移動する。昨年の場所かどうかやや不安であったが、惇が持ってきた去年の写真と比べて問題ないことを確認。6時に食事に。ホテルから海にでたすぐのところ。シーフード三昧。皆酒なし。カ8時にはホテルに戻った。天野はひどく具合が悪いらしい。男だけアオナンビーチを少し歩く。繁華街を覗くも人がほとんどいない。早いみたいである。結局そのままホテルに戻る。
28日水曜
朝7時30分にホテルをチェックアウトして出る。8時20分着のスティサック先生の便を待つ。皆降りてきたけど荷物が出てこなくて1時間遅れての便に積んだとのこと。なので1時間待つことにした。カントクとコーヒーを飲んで待つ。9時20分に荷物は無事きた。そこから1時間カオパノンに向かう。去年崩れたところは植生が繁茂していた。初めに村長の家に行って、レシーバーのアンテナや解析PCを見せてもらう。PCはカラオケ機械をくりぬいて収めてられていた。雨量計も置いてある。ほとんどが手作り。全部で500万円位で作ったらしい。ここは最終地点からのワイヤーが切れた情報と雨量を解析して、サイレンを鳴らす。村長が他の住民に知らせるとのこと。ワイヤレスが届く範囲はサイレンが付いている。次に一番上流側の家のワイヤレスが設置されている様子を見る。村長の家から数百メートル山側。さらに昨年崩壊した堰に。ここには太陽パネルと山からつないだワイヤレスの受信施設と村長家までの送信施設がある。堰はRIDが管轄しているが、これらの施設は国立公園局が管理。施設の許可も公園局からもらったとのこと。そこから山に入って土石流センサーがある場所まで登る。登っているあいだは暑い。往復1時間位。最上流部にはワイヤーがかかっていてそこからワイヤレスを伝って下流側に伝えるようになっている。太陽パネルは3箇所。基本的にバッテリーを使っている。3ヶ月毎に交換しているとのこと。これはタイで初めてのケースであるとのこと。ワイヤーが切れてから5分で村に到達するので、来年はさらに上流に2つワイヤレスをつなぐとのこと。これらはデモンストレーション用でうまくいけば各地で設置したいとのことである。山をおりてから村長の家に戻る。昼食を少し遅れて2時にとった。プラスティックケースに入ったカオパット、肉野菜飯。2時からワークショップをやる。サイレンの実施と警戒システムの概要を説明。雨量データから避難準備を伝えて、サイレンで高台に避難するとのこと。来年には避難訓練をしたいとのことである。ワークショプ中に激しい雨。今回はうまく濡れずに済んだ。4時に終わる。クラビの街に戻るとちょうど去年と同じロイカトンのお祭りをやっていた。射的をしたり虫を食べたり。アイスクリームが人気であった。そこから少し歩いたところのイサーン料理のレストランでカセサート大学と一緒に食事。大変美味しかった7時すぎに出発。空港でチェックイン。バンコク行きは少し遅れて出発。バンコクにはほぼ定刻通り。タクシー2台でゴールデンチューリップホテル。スクンビットソイ20。ウィンザーのずっと奥である。11時にホテル
カラオケ機械の中のシステムPC |
裏庭の丘の上の受信機 |
雨量計 1つ5万円位とか |
受信レシーバー |
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一番上流の家 サイレンがある |
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堰 |
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橋と欄干ができて立派 |
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太陽パネルと村長に家への送信機 |
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無線中継所 |
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ドリアンの気に中継器 |
ドリアンがなっている |
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雨量計と太陽パネルと無線機 |
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土石流センサーのワイヤーがある川 |
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赤いのがワイヤーに付いている |
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村長宅で豪雨 |
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動画 |
29日木曜
7時半に食事に行った。まあまあ。ベーコンはなかった。10時に惇がペの学生と待ち合わせとのことで一緒に待つが30分たってもこない。あきらめた。12時にチェックアウト。惇はタイ人が40分遅れてきたらしくプログラムと格闘していた。30分にKMUTTの迎えがきてカントクと一緒に。30分でKMUTTに到着。理事室に運ばれて副学長バンディット先生が待つ会議室に。エレベーターとか廊下に調印式の案内が出ていた。理学部長と工学部長が同席。KMUTTのプレゼンを聞いてから質疑応答と会話をしてから調印式を。広報用の写真を撮る。カントクが自分のものは撮ってくれた。1時から2時すぎまで。終わってから広報の人が図書館を案内してくれった。図書館は学生に随分と開放されていて議論ルームやプレゼンルームがたくさん準備されていた。また、アーカイブというフロアーはラマ4世と9世と大学の紹介がしてあり、ミニ博物館のようであった。とにかくモダンな雰囲気なすばらしい図書館であった。ベタぼめしておいたが、あとでチャイワットに東北大も紹介ルームがあると聞いた。そういえば20年ほど川内の図書館に行っていない。工学部分館と比較していた。そのあとさらに研究担当副学長の同じ名前のバンディット先生に会う。研究プロジェクトについて意見交換をした。緩和策と適応策について話した。かなりくたびれてカフェで休む。サニットさんと話をしてIMPACーTの進行状況を話し合った。来年1月に清水先生と来ることを告げる。4時半を回ったところで分かれる。ホテルには大学の車が送ってくれた。6時に一度皆集まる。天野カントク風間はマッサージ1時間半と男子学生はショッピングで8時まで。8時からとなりのラーメン屋で夕食。ラーメンと餃子で300バーツ位。9時前にホテル前で流しのタクシーを捕まえる。10時前にチェックイン。15分遅れて搭乗。出発は5分ほどの遅れであった。機内は満席。トータルリコールを。夢と現実の差がなんだかよくわからない。なんだか… 結局、二重スパイ
30日金曜
定刻より少し早く到着。国内線のカウンターで石橋先生に会う。荷物の宅配を頼まれたけど断ってしまった。手塚は無事マンゴスチンを持ち込みに成功。仙台便は定刻通り。満席。11時半にMY駐車場で解散。道路はすいていた。皆眠そう〜。