カンボジア水質調査
2012年7月7日土曜〜11日水曜
風間、天野、川守田、尚達


7月7日土曜
酷い土砂降りである。川守田を6時10分にセイユ前で拾う。傘をさしてまっていた。すぐに天野を弁当屋の前で拾う。結構ぬれてしまう。八木山に移動して尚達。土曜なので道がすいていた。7時にすぎにチェックイン。バンコクで発券が必要。お土産は柚餅子とズンダを買った。搭乗口が変わっていると思ったら機材も大きいのに変わっていた。利用客が多いことがわかる。寺田先生に会った。ブラジルまで30時間とか。機内はほぼ満席。成田には少し遅れて着く。川守田の黄色いシャツと尚達の緑のデェバッグが目立つ。バンコク便は定刻通り。8割位の搭乗?隣はいない。定刻を少し遅れてバンコク。トランジットで端から端まで。TGのカウンターも端であった。プノンペン行はほぼ満席。20分ほど遅れて離陸。プノンペンは定刻通り。入国も問題なく、初めてのNO9ホテルも迎えにきてくれていた。カンボジアーナの前の細道沿い。ゲストハウスのような作りだけど洒落ていた。3部屋した用意していないとのことでごねる。しばらく交渉していると一部屋できたとのこと。なんで? 打ち合わせをしてから目の前のマッサージ屋に。これは大変都合よい。1時間半。3人はタイマッサージ。9ドル。終わったら10時半。


ホテルむかいのマッサージ屋




7月8日日曜
朝8時20分に集合。3人は朝食をホテルで。5ドルほど。プンロクさんは少し前にきてくれたけど、道が狭いので駐車できないので、一度一周してきた。荷物を詰めてタケオに出発。車内の4年二人は寝ることなくしゃべり続ける。2時間弱で貯水池に到着。川守田は異様にテンション高い。水はほとんどないかと思いきや、牛が泳ぐ位は水門付近にある。水を2か所と土壌を3か所サンプルを取る。数が少ないけど、フィルターの通りが今までで一番悪いかも。尚達と川守田はうんうんうなって押している。2個目では尚達が倒して30CC流すハプニング。10時半から1時過ぎまでかかった。それでもフィルター3つ使えるのでなんとか。タケオには道を引き返さないで堤防の上を南下。レストランのわきにそのまま出た。レストランはそれほど混んでいない。拡張工事をしていた。水産物はない。スープとか魚の酢豚味とかが美味。帰りは2号線を北上して、タ・カゥに。ここは下水処理(沈砂池)の放流口。ここの下流のバサック川と支川で採水。バサック川沿いは公園になっていて中国風の祠があった。亀の水槽もあった。そこから沈砂池へのプノンペンの下水放流口2か所で採水。ひどいにおいであった。ホテルに戻る。5時過ぎであった。少し休んで、6時から分析を始める。サンプル数が少ないのですぐに終わる。7時から食事に行くつもりが大雨で、やむまでマッサージして過ごすことに。4年二人はオイルマッサージ。他はタイマッサージ。90分。終わったのは9時位で、雨はちょうど止んでいた。ちょうどきたトゥクトゥクを捕まえると女性であった。片道4ドル。英語が達者。クメールスリンはやや混んでいた。空芯菜とゴールデンシュリンプが人気。ラープは尚達の舌に合わないらしい。ホテルに戻ったのは11時前。


ナンバーナインホテル

ホテル前の細道

タケオ貯水池

いつものレストラン えびなし

寝るねぇ〜

タマークの河畔公園

支流がバサックに出るところ

亀が

採水地点

支川 護岸されている

下水放流口

向こうは空芯菜畑

臭いよ〜

JICAが整備した放流口

さっきほど臭くない

クメールスリン




7月9日月曜
8時30分に出発。カンダル方面。9時半位から観測を始める。流れはややあった。フィルターの通りがよくて感動的であった。すぎに終わる。水田は農場のようになっていた。トウモロコシ、唐辛子、パパイヤが混植されていた。土地を取る。2か所目は水はたまっているけど流れていなかった。ここも早くすむ。水田で土をとる。ここも早く終わった。プノンペンに戻ったのは12時すぎ。いつものベトナムフォーの店で食事。ホテルに戻ってまず分析。2時に車で船に乗りにいく。船は1時間25ドルをふっかけてきたけど、1時間半20ドルが乗ったあとで1時間25ドルという。結局1時間半で25ドル。でも実際は1時間。やっぱちゃんと交渉しないとだめだ。中間マージンが流れていると思われる。1発目で決めるのはよくない。船の上で長井さんに電話。6時半に再度電話することに。6時半に電話をすると長井さんはホテルの一階にいた。長井さんの車でゴールディアナホテル近くの葉っぱという日本料理の店。一見日本食とわからない。平岩さんはMOWRAMの専門家、愛宕さんはTSC3の専門家、吉田さんは農工研からTSC3に短期派遣。途中で増本さんも合流、。10時過ぎにホテルに。


コルマタージュ第一地点

田んぼは畑に代わっている

第二地点 流水なし

尚達大好き ゴー

採土

トンレサップ川 船

水位は低い

運転さしてくれるとは!

クメールデザート




7月10日火曜
朝7時15分に迎えにきてもらった水資源気象省に。時間が早いからか結構すいている。ところどころはASEAN外相会談で交通規制。7時30分に着いた。レジストレーションが始まっていた。一番奥に座る。エアコンの下で風があたらないところと思いきや、途中で前に囲み席に移動させられた。おまけにVIP待遇で本省次長の隣に座らされた。昨日忘れたお土産を長井さんに渡す。朝食がサーブされていた。お手製のサンドイッチとインスタントコーヒーを食べた。8時に開始。JICAの次長もいていた。皆の挨拶が思いのほか早く終わり、予定より20分前倒しで進む。両次長の挨拶とTSC3の部長?の話。平岩さんの話はプラサット流域の話が中心。ここを重点的に進めているらしい。増本さんの話はシエムの観測の話とGCMのダウンスケールを使ったPUBの話。それとADCPの話もあり、ちょっと驚いた。なんでもやっている。ここで休憩。20分の予定が40分の休憩。増本さんの部下の吉田さんと話をした。休憩の後、天野と私が続けて発表。天野は次長にずいぶん褒められていた。自然灌漑システムの勉強になったと言われた。天野が10分で発表したので、さらに時間があまったので、ゆっくりしゃべる。後に吉田さんと長井さん吉田さんはダム運用流出モデル。電力ダムとの関連。長井さんはALOSの画像解析の話であった。初めて聞いたので新鮮であった。議論では、増本さんと平岩さんがやりあっていた。電力に気をつかう使わない話である。TSC3の部長から土砂と地下水の水質の話。ヒ素の話をしたら隣のADBからビールは大丈夫かと言われた。ここら辺はおちゃらけ。会議の後、近くの中華レストランで食事。緑のビールがある。飲茶は美味しい。一人10ドル以下。みなビールを飲んでいる割に安い。ここで皆さんとお別れ。長井さんとカンボジアで会うことはない。増本さんをゴールディアナホテルに送る。ホテルに戻ってプンロクさんに支払い。2時に尚達たちと落ち合う。3人はラッキーマートに買い物。自分は2時間マッサージ。結構快適で寝ていた。出ると尚達がフットマッサージをしていた。ラッキーマートの後、市場に行ってからここに来たとのこと。川守田は王宮にいったらしい。天野はすぐにマッサージに行ったらしい。荷物をまとめて本の続きを読む。6時にチェックアウト。外は雨が降っていた。土砂降りでないのが救い。移動中に結構強く降って不安になるが7時前にに着いた。バンコク便は6割位であった。。


狭い部屋…

水回りはゲストハウスの感じ。お湯はでる。

増本さんの発表

天野の発表




7月11日木曜
バンコクは混雑のため30分ほど遅れて離陸。寒い。朝食はおかゆであった。ほぼ定刻通りに成田へ。国内線カウンターはタイ人の集団ですごい人であった。川守田がなかなかこない。預け荷物の中にいれたビール瓶が破裂したとのことでその対応に手間取ったらしい。びしょびしょでガラスが飛び散ったとのこと。グランドスタッフがガラスを取り除いてくれたとのこと。てっきり缶だと思っていた。仙台便は15分遅れで離陸。空いていた。下道で尚達、天野、川守田の順。