修士セミナー発表の仕方
H16.9.17版


形式:
自分の研究に関した英語論文2編を読んで,その概要を発表する.

論文:
論文は基本的に研究指導教官から渡される.一本を自分で選ぶ場合もある.基本的には,インパクトファクターが高い雑誌から最先端の研究を選ぶ.

発表:
発表は9月中旬に通常行われる.事前に発表題目のとりまとめを行っている教務の教官に伝える.
この題目は二つをまとめたものにする.海岸研では7月上旬に一度予行練習をする.これは9月が水工で忙しいので先取りするため.

発表9分,質疑6分が多い.ハンドアウトを用意する.1枚から2枚.スライドの1枚目から3枚目に相当するものプラス結論.スライドで説明しきれないもの(式や観測装置,実験装置の説明)を付録としてつける.発表会に参加した教官に配る.

スライドは以下のように作成する.
1.題目,氏名,所属(この場合研究室)
2.論文紹介.題目,著者,雑誌名,ページ,発表年.題目は日本語訳をつける.
3.1本目の論文の題目.研究目的.手法.
4.方法論.式等は省かない.
5.結論に通じる式,図.
5’.5と同じ
6.1本目の論文の結論.
7.3から6までを2本目の論文について.
8.両方の論文を読んだ感想と自分の研究についての活用法.

レポート:
10月中旬までにレポートを作成する.10ページ以上20ページ以下.
表紙:スライドの1枚目と2枚目を足したもの.
2ページ以降:概要+式,モデル,観測の概略+結論.途中,特徴的な図面や表を加えて,その説明をする.うまく結論に導く.
最終ページ:自分の研究との関連や活かし方を述べる.発表中の質疑応答の章を設ける.回答を述べる.
提出は澤本先生に.なお,このレポートは専攻の全教官に回覧される.その上で合否が判定される.

注意:
本人が理解できない日本語を用いない.
スライドで示すモデルや式の構造は理解しておく.
論文中の細かい描写は説明を省いてよい.
9分しか発表がないので時間配分に留意する.