カンボジア水質調査
2011年10月7日金曜〜11日火曜
風間、柏、天野、森澤


行程地図


10月7日金曜
5時55分位タクシーを頼む。国見駅6時10分。仙台45分の空港線。25分前に仙台駅に着いたら森澤がいた。結構混んでいた。空港客と高校生が多い。仙台駅でお土産を購入して列に並ぶ。かなりの列になっていた。切符が一枚になっていたので、荷物はスルー。預け荷物に液体がたくさんあるとの指摘。検査用薬品と言ったら良しとされた。ゲートから飛行機までは歩かされた。相変わらずである。バスはまだ運行できないらしい。機内は9割ほどで繁盛していた。定刻通りに成田へ。国内線からの乗り継ぎをゲートを利用した。換金してからゲートで待つ。定刻通りにバンコクに。7時半にプノンペンに。一番先に出てきた荷物は森澤のであった。プリンセスからの迎えが来ていてほっとしたけど、普通の乗用車で荷物が積めない。助手席の足元に置いて、座席の上に胡坐をかいた。ホテルの部屋に入ったのは20時過ぎであった。まずプンロクさんに電話して確認をした。通じていた。検査機器のチェックと打ち合わせをしてから、マッサージへ。角のところは3人した人がいないので、ゴールディアナのほうまで歩いてそこで1時間半12ドル。タイマッサージのメニューがあった。終わってあと帰り道の途中でビールを1時間ほど。空芯菜を森澤と柏が喜んでいた。



10月8日土曜
7時集合。プンロクさんは定刻通りに来てくれた。荷物を詰め込んで1号線を南下。モニボン橋のところの跨道橋ができていて整備されていた。かなり1号線の整備が進んでいてすぐに快適な道となった。しかし水位が大変高くて道の両側まで水が来ている場所が結構ある。初めの観測地点ではバケツの柄が取れて流されしまった。柏はへりを持っていて大丈夫であった。コルマタージュの両岸はえぐられていて道が浸水していて、車は通れない。氾濫しているマンゴー林のところで水と土壌を取った。今回から始めた水のフィルター濾過にかなり時間がかかる。結構な力をかけて数滴とか…手が痛くなりそうである。天野は土をネットにかけて濾す。これも新しい。原水と濾過した水の検査は比較的すぐにすむが濾過に時間がかかる。2か所目はもっと浸水がひどい。道路が完全に浸水していて奥の水田に行けない。脇道もぐちゃぐちゃで転びそうになる。かなり歩いて…1キロ、往復30分位…見つけた水田わきで水と土壌を。まったく濾過を通らない。押せども押せども1滴1滴。1時間以上かかって80oをやっと集めた。柏も森澤もひどく疲れた。プンロクさんがココナッツを買ってくれて、これを飲みながらやったがすぐ汗になる。結局2時間位2か所目にいた。プレイベンに向かう。フェリーで天野が階段を落ちたらしい。プレべインの道の両側は完全な湖状態。浸水しまくりである。一番目の橋は新しいものがかかっていた。プレイベンには1時半。いつもの店で食事。その後、岬で分析。水田ではないので濾過はない。町の岸壁は水を採水したのみ。皆相当くたびれている。帰りは中国道路。ホテルに戻ったのは5時半位。30分ほど休んでから分析。リンと硝酸。作業は効率的に進む。作業中に激しい雨が降った。20時半すぎに終わる。雨は小降りであった。北京菜館へ。帰りのトゥクトゥクでかえる途中にやっぱマッサージに行こうということになって、ゴールディアナ方面へ。


押しても押しても

奥への道はこの通り

浸水している

道路が浸食で傷んでいる

岬への道も傷んでいる

一緒に釣り

プレイベン湖岸

熟睡…爆睡…

浸水している建物が多い

日本橋




10月9日日曜
7時起床。7時半に食事。日曜のためかメニューから選ぶ食事だった。8時半出発。TSCの長井さんの部屋によって9時に出た。2号線を南下。道が悪くて結構はねる。長井さんのレクサスは速くて追いつこうとするからスピードがあがる。すっごい揺れる中で学生さんは寝ていた。1時間半ほどかかった。もっと近いような印象であったので、ちょっとびっくりであった。水位はやたら高い。水田側は完全に水没していて、これまた湖のようで瀬戸内みたいと柏は言った。水門の前後で採水を考えていたけどほとんど関係ない。子供が泳いでいるし。水門で採水。堤防付近は堤防材料の影響が大きいのでわきの人家で採水をしようとしたら赤アリの攻撃にあって撤退。すっげぇ痛い。ひさびさにかまれた。しょうがないので水門にいた子供の自転車を借りて奥までいく。土と採水をする。しかし自転車で堤防の端までは結構な距離であった。だけど楽しい。これまら濾過に時間がかかる。長井さんを待たすのが申し訳ない。12時半すぎまでかかる。濾過は昨日の2回目ほどではなかったけどやはりしんどい。2時間近くかかった。タケオまで出て去年行ったエビの店に行く。しかし、満席で入ることができず。車があふれていた。しかもすぐわきまで水がきていた。隣の似たような店に入る。長井さんも2度目だとか。今年は2000年以来の洪水とのことでJICAが緊急援助をしたとのこと。また、スウェーデンがやったカンボジア農業のレポートの和訳をいただいた。ありがたい。最新のデータが入っている。エビは小さいやつであったが美味しい。スネークヘッドフィッシュは泥臭くなくて想像以上に美味しかった。長井さんがミャンマーに行こうとして行けなかった話や連休にゴルフをしにバンコクにいったこと、今度の8月までの任期のこと、三重出身で現在の家は東京のことなどを聞いた。6人でスープ、卵焼き、野菜炒めで30ドル弱であった。長井さんに土のインキュベーションを頼んで、ここで別れた。帰りは3号線で帰った。こっちの道のほうがきれいである。難度か鉄道を交差した。現在運休中だけど日本政府の援助で再開準備だとか。枕木とかがきれいになっていた。空港のわきを抜けてホテルに着いたのは17時すぎ。昨日と同じような時間であった。17時半から分析開始。サンプルが少ないの楽である。19時すぎに終わる。皆あまりお腹が減っていないとのことで学生は食事前にラッキーマートにお土産を買いに。20時過ぎに戻ってクメールスリンで食事。日曜ということかやたら混んでいた。3階のテラスで食事。途中から雨が降り出して中に逃げ込む。定番メニューを。柏が夜更かししたいとのことで、食事後、トゥクトゥクで川沿いのバーへ。3杯ほどカクテルやらウイスキーやらワインやら思い思いのものを飲む。かなり飲みすぎ。結構酔っぱらってホテルに戻ったのは12時前。



ホテルからの景色。どんどん高いビルが建つ

例の空芯菜

寝てますね

わかりにくい入口

両岸にいっぱいの水

魚獲れてる

レストランの床下まで水

タケオの街中

右左左




10月10日月曜
9時に集合。森澤は散歩をした。プンロクさんは15分遅れてきた。心配で電話したところこっちに向かっているところであった。博物館を見る。少しずつ置いてあるものが変わっている。モナシュ大学が作ったアンコール朝時代の生活のアニメーションが流れていた。大学が作っていることにちょっと驚く。ボートに乗って河岸観測。水位が満水で、どっちに水が流れているかどうかわからない。ホテイアオイを見ているとやや下流に行っているように見えるが、ほぼたまっているようである。車を降りると客引きが2組。20ドルと10ドル。10ドルのおばちゃんにしたけど、これからキャプテンが10分で来るとのこと。で来て、船を乗り換え。安いだけのことはある。1時間、メコンとの合流部分まで行って戻ってくる。河岸にはすごい勢いでホテルやら工場やらが建っている。ベトナム行の大型船も走っていた。ホテルでのレイトチェックアウトは25ドル。簡単な食事をいうことで空港に向かう途中でピザを食べることにする。しかし、雨のせいか渋滞がひどい。途中であきらめて直行してもらう。しかし、全然動かない。有料道路の裏道を選んでくれたけどこれまた動かない。反対車線まで車があふれている。離陸時間の1時間前でもほとんど動かない。。焦って降りてバイクタクシーを頼むかどうか迷う。GPSカメラでは空港まで3キロ。信号を抜けると、すいていて動いた。7時45分にチェックカウンターに。あとから走ってくる人もいた。チケットには45分が搭乗時刻になっていた。8時すぎでもまだ人が待っていた。空港内で食事。食べ始めると搭乗開始。慌てて食べる。まだ入ってくる人がいた。20時30分位、5分位遅れて出発。4割ほどの搭乗率。定刻通りにバンコクに。定刻をやや遅れて成田行きTGは離陸。ほとんど満席であった。


博物館

水位が高い

対岸に建つ新しいホテル

世界どこでも味の素




10月11日火曜
定刻より若干早くついた。荷物にHOT transferのタグがついていた。ちょっと怪しいということで外す。柏の荷物が出てこないのでちょっとわくわくしたけど最後に出てきた。国内線は天野に荷物タグが全員分ついているとのことで一緒でないとチェックインできなかった。仙台便は定刻通り。快速で仙台駅まで。12時2分着。ここで解散。お疲れさまでした。