2008年岩手宮城内陸地震関連
河北記事1
6月24日(火曜)荒砥沢ダム、花山ダム調査
平成20年6月28日13時15分から
岩手県県南広域振興局一関支局
事務局挨拶
宮城県 土木部長、岩手県 県土整備部長
出席者紹介
趣旨、規約、進め方について
事務局案を指示。
委員長選任
平山先生
技術検討会
(1)被害概要
岩手県 宮城県、栗原市長、一関市長代理、
奥州市長(簡易水道が脆弱であった。濁り問題。水源がずたずたである。地表で継いで対策をした。
パイプをついで手当をした。 危険地域をどのようにするのか。農業用水の確保が問題。
財政支援をお願したい。激甚等の指定、予算の手当て。)
井良沢先生「継続調査中から何かわかったことはないか?」
見えていないところがある。後からいくつか出てくる。こういったものが継続調査中。
(2)復旧、警戒避難体制状況
河川工事課長 加藤さんが説明。復旧工事について。
河川管理課長 西条さんが説明。ソフト対策。
井良沢先生:小雨でも避難するのか?天然ダムにカメラの設置の予定は?避難基準の変更は?
量ではなくて、雨が降ればすぐ逃げる。設置が進む。随時見直す。
小山内国総研砂防研究室長。県のセンサーの系統はどうか。
牛山先生:注意報の範囲はどうやって決めたか。消防からの指摘。河床からの高さで決めている。
消防自動車で知らせる必要性がある。本物の火事と混乱する。
気象台からの山岳降雨についての連絡がある。電源確保については今後検討する。
林野庁治山課 矢部課長
磐井川流域に直轄砂防工事があるが今回は特に被害はない。
(3)調査結果、意見交換
風間M先生:条件が違うので個別の対応が必要。土砂ダムの成分を調べてもらいたい。
宮城先生:滑りのタイプや形状を調べたほうが良い。目立っていない地すべりいも留意する。
数年後に動く場合がある。将来の破壊の目をつむ必要。
私:水収支をみるようなことが必要でないか?履歴が問題。
小山内:通常の土石流が生じる。
森林総研松浦委員:中越地震と比べると狭い範囲に大きな土砂。地下水思ったほどない
←融雪後、梅雨直前が一番地下水が低いのではないか?地震の振動数が通常より短い。
井良沢先生:数十年で流域全体で土砂問題を考えるべきである。質の高い対策に変更していくべき。
流域の環境モニタリングが必要。
牛山先生:緊急対応では地形分類図を使って既往の現象がわかる。納得できる資料を示す。
本当に必要な情報は基本的な情報だけである。
避難の伝達の考え方として各レベルに応じて回数、特殊性を生かす。
相原奥州市長:状態の判断を専門家にして欲しい。専門的なアドバイスが欲しい。
ここが安全とか危険とか。
浅井一関市長:産女川(うぶすめかわ)の形状が随分変わる。山が動いているという情報がある。
震源地は鳴沢という地名である。地名と災害を関連付ける。
風間M:今後、雨で土石流になる可能性があるが、風化の度合で違う。
土砂ダムが土石流を止める可能性がある。堰堤の技術だけでない技術が必要でないが。
南部長:雨を経験しながら変えていく。氾濫域の設定をやりなおす。
毎日ヘリを飛ばしているので検査している。来週からは月水金に飛ばす。
平山先生:生活の再建と復興ができれば最高である。たくさんの省庁がからんでいる。縦割りにしない。
一致団結する必要がある。住民視線で考える必要がある。
今後の予定
事前に委員から意見をうかがうようにする。
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午前中ヘリコプター調査