平成23年度 陸水の運動学


採点が終わっています.成績も出しています.

解答用紙の閲覧は2月6日から8日の9時から17時にできます.
採点・成績の異議は2月8日17時まで受け付けます.



目次

講義について
レポート
課題発表
試験
過去の講義

pdf ファイルを読むには一番下を参照


講義について

毎週木曜日10時半から。内容はシラバスを参照。毎回のテーマは若干変更。キーワードを記したプリントを配布.
成績はレポート、口頭発表と期末試験で評価する。

教科書: 風間聡 「水文学」,コロナ社. (← 雑学も身につきます)


今年の講義予定:

10月 6日 陸水とは? 地球規模な水問題
10月13日 蒸発散 → プリント足りなくてすみません m(_ _)m
10月20日 降水
10月27日 河川構造物
11月10日 流出 → ここまでの講義アンケートをしました.返答は一番下に記載.
11月17日 地中流
11月24日 土砂流出
11月25日 代替講義I
12月 1日 休講
12月 8日 確率統計水文学(1)
12月15日 確率統計水文学(2)
12月22日 湖沼と河口
 1月12日 水利権と水の価値,治水と環境
 1月19日 国際河川の問題
 1月26日 課題発表
 2月 2日 試験(アンケート10分.試験80分)
(予定であり変更はこのHP上で伝える)


講義の問い合わせはメールでどうぞ.


注1)代替講義:必ずしも出席する必要はないが,補講の一部として考えるもの.

代替講義I
11月25日金曜18:00〜19:45 せんだいメディアテークで,サイエンスカフェやります.
「良い洪水,悪い洪水〜カンボジアの便益とリスク〜」
東北大学 サイエンスカフェ
途上国の水問題について話をします.参加してみてください.事前登録不要



レポートの提出について

課題1

10月27日の講義を受けて,近くの河川の河川構造物(水制,堰,魚道等)をスケッチし,その名前,機能についてレポートせよ.A4一枚.締切:12月8日の講義開始前までに提出.




課題発表について


以下の要綱でグループ発表する。綿密な調査に基づき、論点を明確にした発表が必要。討論形式により、与えられたテーマを主張する。

日時:1月26日。正規講義時間内。場合によっては昼休みにやや超過する.
発表方法:発表1班10分。2班続けて発表の後、討論を20分。
4班編成でグループ発表する。討論形式により、与えられたテーマを主張する。綿密な調査に基づき科学的論点を明確に。デジカメやビデオ等の必要品は応相談。パワーポイントとプロジェクターを利用する.当日,メモリー等を持ち込む.必要な経費他,詳細は問い合わせのこと.

採点方法:参加教官、水系大学院院生の採点、他の学生の勝敗判定による.

注意! 反対意見が環境問題のみ終始すると点数は低くなる.他の視点を用意する.

発表者は班内で選ぶ。質問に対する応答者は順番で全員に回るよう教官が指定する。全員が深く理解していないと高得点はない.参考文献は工学部図書館もしくはインターネットでそろう。成績に大いに関係があるので、真摯にのぞむこと。

メンバー(◎は代表者) テーマ 講評
1班 ◎新井,勝俣,桑原,佐藤遼,
高島,成田,久松,岡村
広瀬川中州林
伐採賛成
数値グラフ○.楽しそう.
定量的な表現欲しい(90)
2班 ◎安斎,河田,堺,佐藤洋,
鈴木有,高柳,林,堀内
広瀬川中州林
伐採反対
写真が多い.色々な行動◎
討論が弱い人も(85)
3班 ◎石井,川守田,佐竹,
鈴木惇,千葉,平田,黒澤
四谷用水
復活賛成
代替案がよい.親水景観論
に終始.違う視点欲しい(85)
4班 ◎井上,久野,佐藤加,
高澤,仲田,八嶋,横手
四谷用水
復活反対
定量的でよい.論理がすっき
り.流域の視点が欲しい(90)


講評
本年は大変レベルが高いと感じた.実際に現地を訪れたり,河川課を訪問したり,アンケートを実施したりして,活動的であり,大変好感が持てた.過去の記録や写真も豊富に用いていて聞きやすい.専門用語もたくさん用いていて,理解の高さが伺えた.一方,質疑応答が不十分との声が大学院生から聞かれた.追加でコメントをするならば,定量的な表現を心がける,発表時間を守る,班員全員のレベルをあげる,がなされればなおよいと思う.


試験について

問題は多岐にわたる.範囲が広範なため基礎的なことを聞く.
最近は,暗記問題でも良いかなと思ったりしている.

予想問題をここ(クリック!)に置きます.これを理解していれば8割は取れるはずです.
解答は自分で調べましょう.

用語についての解説等は教科書に掲載されている.

試験問題 もう少したくさん書いて欲しかったです.

 


過去の講義

平成12年度の講義
平成13年度の講義
平成14年度の講義
平成15年度の講義
平成16年度の講義
平成17年度の講義
平成19年度の講義
平成20年度の講義
平成21年度の講義
平成22年度の講義

pdf データを読むにはここからダウンロードしてください.





○ 11月10日の講義アンケートの主なコメントに対する回答
      (紳士的に書いて頂きありがとうございます.)
Q:重要なところを詳細に説明して欲しい
 A:時間が許す限り丁寧にやりたいと思います.細かなことは教科書を見るかか個人的に質問をどうぞ.
Q:4階まで上がるのが大変(このコメント結構多い!)
 A:体力落ちています.2往復しましょう.
Q:ときどきペースが早くなる.
 A:自分でも感じています.時間配分を気にしているのですが,うまくいかないことも.努力します.
Q:数式が嫌いです
 A:僕も嫌いです(笑).水理学や計画系の講義と違って,シンプルなものに限っています.
Q:応答関数(たたみこみ積分)が難しい.
 A:今日の講義ですね.離散化したら理解できたのではないでしょうか? 教科書をじっくり読んでみてください.
Q:当てられるのが怖いです.
 A:一人で話しているのが寂しいので付き合ってください.成績には関係ありません.
Q:プリントをHPにアップして欲しい.
 A:以前は置いていましたが,下のFAQにあるように基本は単語の羅列で講義に出ないと意味がありません.
    予習復習は教科書を使ってください.
Q:演習問題が欲しい
 A:教科書に幾つかあります.また,過去の講義のHPにそのときの試験問題があります.解いてみてください.
Q:絵が苦手なのにスケッチはつらい...
 A:人生つらいことがばかりです(泣).絵の得手不得手は採点の対象にならないのでご安心を.丁寧に描いてください.


他に多かったコメントと過去に多かったコメントは以下のFAQに.


講義FAQ
Q:字が汚い
 A:読めない場合は,その場で聞いてください.講義中の質問は随時OKです.
Q:範囲が広すぎる
 A:科目の性質上,広く浅くなっています.歴史教科書のように知識として吸収してください.
Q:課題発表の連絡が遅い
 A:今年から10月中に連絡します.時間をかけて準備してください.
Q:ハンドアウトに説明を記入して欲しい.
 A:ハンドアウトはあくまで講義のノートに該当するものです.詳細については教科書を参照してください.
Q:一部の人のせいで発表の点が悪くなるのはおかしい
 A:おかしくありません.会社だって組織で評価されます.
 というより全員で意思疎通を図って知識を深めてください.
Q:講義時間を変更するな
 A:申し訳ございません.しかし休講しっぱなしには出来ません.
 大学教員は教育だけやっていれば良いわけでなくってきました.実は.
 ご理解をお願いします.