令和5年度 陸水の運動学


合否発表中 Classroomで確認!


目次

講義について
レポート
課題発表
試験
過去の講義

pdf ファイルを読むには一番下を参照


講義について

毎週木曜日10時半から204講義室.対面授業でやります.内容はシラバスを参照。毎回のテーマは若干変更。キーワードを記した印刷物を配布.成績はレポート、口頭発表と期末試験で評価する。

教科書: 風間聡 「水文学」,コロナ社. (← 雑学も身につきます)

参考書: 風間聡編 「河川工学」,理工図書.(河川工学全般を知りたいなら)


今年の講義予定:

10月 5日 陸水とは?
10月12日 降水
10月19日 流出
10月26日 河川工作物I   教科書に記載ありません.配布した資料をClassroom上に置きました.
11月 2日 河川工作物II
11月 9日 蒸発散
11月16日 地中流 この日11:05〜12:35の講義時間に変更  定刻通り
11月30日 土砂の問題
12月 7日 確率統計水文学 頻度分析 時系列解析
12月14日 地球規模の水問題と国際河川
12月21日 課題発表
 1月11日 河口・閉鎖水域
 1月18日 治水と環境・水利権と水の価値
 1月25日 試験
 2月 1日 予備日(試験になる可能性あり.12月22日までに確定)

以上は予定であり変更はこのHP上で伝える.

代替講義 を行う場合もある.



)代替講義:必ずしも出席する必要はないが,補講の一部として考えるもの.

〇10月28日(土)13:00〜16:10 エルパーク仙台 & オンライン サイエンスカフェ気候変動しゃべりば(お茶菓子あり) 詳細 
申し込み必要 環境省主催

○11月17日(金)10:40-17:40 青葉記念会館4階 4015 詳細は G-Safetyシンポジウム 英語(一部日本語).
聞きたい話だけのセッションの参加可能 平賀先生事務局

〇12月4日土曜13:30-15:30 四ツ谷用水フォーラム,東北大学環境科学研究科2階大講義室.3班,4班に推奨.
事前登録必要.11月26日締切.事前登録と詳細

〇12月25日月曜13:00-15:50 教科書では分からない気候変動 〜最近の異常気象から長期対策の必要性まで〜
オンライン 事前登録と詳細

〇1月11日木曜午後13:00-17:00 防災に関するシンポジウム「明日の土木を語る」,
国際センター 展示棟展示室3.ハイブリッド方式.土木学会東北支部



講義の問い合わせはメールでどうぞ.


レポートの提出について

(1) 10月26日と11月2日の講義を受けて,A4用紙1枚(裏表可)に近くの川の河川構造物をスケッチし,構造物の名称,機能,特徴,感想を述べよ.締切:12月14日講義前まで(厳守).寒くなる前に行くことを推奨.規格外のレポート,締切を過ぎたものは大幅減点となる.おかしな日本語は減点.よく推敲する.(必須:未提出者は自動的に不合格)

(2) 代替講義に示しているイベントに参加してレポート1頁を提出する.イベントの様子と感想を必ず書くこと.(提出は任意)


課題発表について

講義で学んだことを生かしてグループ発表する。綿密な調査に基づき、論点を明確にした発表が必要。討論形式により、与えられたテーマを主張する。

日時:12月21日. 正規講義時間内。場合によっては昼休みにやや超過する.
発表方法:発表1班10分。討論を20分。

両班の発表の後,各班から個人を名指しします.
相手の発表への質問,コメント,回答,反論を簡潔にしてください.

テーマ (名前の無い人は至急連絡してください.)
 メンバー(◎は代表) テーマ 講評 (点数)
 1 ◎阿部,漆原,佐々木,田邉,星,土岐,松近 名取頭首工撤廃賛成 プレゼン上手.数値化◎.代替案の具体的検討が欲しかった(90)
 2 ◎石川,大内,鈴木,長瀬,三木,安木 名取頭首工撤廃反対 インフラツーリズム◎単年度流量×攻めが良い(90)
 3 ◎伊丹,大部,高橋,長門,向田,新井 四谷用水再現賛成 よく整理されている.景観が多い.計算やや雑(80)
 4 ◎入谷,久保,滝口,長野,鷲巣,石割 四谷用水再現反対 復活背景がよい.環境の視点◎コストだけでない視点が欲しい(85)

総括:プレゼンは作りこまれていて好感度が例年より高い.今までにない視点が幾つかありレベルは高い.惜しいのは現地に行った体感や写真やリポートなどがあればもっと良かった.(みずして話すことなかれ)


上の班編成でグループ発表する。討論形式により、与えられたテーマを主張する。綿密な調査に基づき科学的論点を明確に。 デジカメやビデオ等の必要品は応相談。パワーポイント等とプロジェクターを利用する.当日,メモリー等を持ち込む.必要な経費他,詳細は問い合わせのこと.

採点方法:参加教官、水系大学院院生の採点、他の学生の勝敗判定による.

注意! 反対意見が環境問題のみ終始すると点数は低くなる.他の視点を用意する.

発表者は班内で選ぶ。質問に対する応答者は順番で全員に回るよう教員が指定する。全員が深く理解していないと高得点はない.参考文献は工学部図書館もしくはインターネットでそろう。成績に大いに関係があるので、真摯にのぞむこと。


試験について

問題は多岐にわたる.範囲が広範なため基礎的なことを聞く.
最近は,暗記問題だけでも良いかなと思ったりしている.でも計算問題も必要と思っている(どっちや!).

予想問題.これは必ず解いておきたい.


過去の講義

平成12年度の講義
平成13年度の講義
平成14年度の講義
平成15年度の講義
平成16年度の講義
平成17年度の講義
平成19年度の講義
平成20年度の講義
平成21年度の講義
平成22年度の講義
平成23年度の講義
平成24年度の講義
平成25年度の講義
平成26年度の講義
平成27年度の講義

pdf データを読むにはここからダウンロードしてください.



講義のコメントの対応 2023
C: プリントの書き込みスペースが欲しい
 A:まあまあスペースあると思うのですが....ノートをとりましょう.
 プリントはメモみたいなもので教科書とも違います.
Q:授業中,後に質問しにくい
 A:どうぞ,がんばって発言してください.場合によっては加点します!メールでもどうぞ.
Q:演習の解答が欲しい
 A:難しいものには解答をハンドアウトに記しています.どうしてもわからないときは尋ねてください.
Q:期末試験に何がでますか?
 A:後日,想定問題を掲示します FAQ参照
Q:なぜ基底流が存在するか?
 A:山岳域の土壌がスポンジのような効果を持つからです.タンクモデルをイメージしてください.
 もちろん一部の川ではダムの影響もあります.
Q:河口の網状河川が日本にないのはなぜか?
 A:マニアックな質問ですね.勾配が急だと網状になりにくいです.三角州は網状河川の一部と見ることもできます.
 大陸河川のように大規模なものはなかなかお目にかかれません.


講義FAQ
2022年10月20日のコメントの返答
Q:講義資料のデジタル配信
 A:ハンドアウトは毎回置くことにします.Classroomにリンク先を示します.
Q:公務員試験を意識しないでやって欲しい
Q:情報量が膨大で重要な箇所がわからない
 A:公務員試験の対策というより,試験に出る部分は大事な部分と思ってもらえるといいです.
Q:トピックが変わったことを強調して欲しい.
 A:話題が変わるときに黒板を使うようにしています.1つの情報としてください.
 話をしている際にも強調したいと思います.
Q:難しい
 A:たぶん応答関数だと思います.どうしてもわからないときは直接訊いてください.

Q:字が汚い
 A:読めない場合は,その場で聞いてください.講義中の質問は随時OKです.
Q:範囲が広すぎる
 A:科目の性質上,広く浅くなっています.歴史教科書のように知識として吸収してください.
Q:課題発表の連絡が遅い
 A:今年から10月中に連絡します.時間をかけて準備してください.→ 授業登録の関係上11月頭になります.
Q:ハンドアウトに説明を記入して欲しい.
 A:ハンドアウトはあくまで講義のノートに該当するものです.詳細については教科書を参照してください.
Q:一部の人のせいで発表の点が悪くなるのはおかしい
 A:おかしくありません.会社だって組織で評価されます.
 というより全員で意思疎通を図って知識を深めてください.
Q:講義時間を変更するな
 A:申し訳ございません.しかし休講しっぱなしには出来ません.
 大学教員は教育だけやっていれば良いわけでなくってきました.実は.
 ご理解をお願いします.
Q:教科書に出ていない内容が試験に出ている.講義で説明がなかった内容が試験に出ている.
 A:講義時間に資料を配布しています.これを参考にしてください.または予想問題を勉強してください.
 A:文科省は2単位で90時間の学習時間を課しています.つまり,講義時間外の学習が必須となっています.
 A:教科書,ハンドアウトにないことは出しません.
Q:試験が多い末期に発表時間を設けないで欲しい(2019年度に初めて出た多くのコメント).
 A:2020年度から対処します.12月末または1月2週目に移行予定.