令和6年度 陸水の運動学


10月3日開講


目次

講義について
レポート
課題発表
試験
過去の講義

pdf ファイルを読むには一番下を参照


講義について

毎週木曜日10時半から204講義室.対面授業でやります.内容はシラバスを参照。毎回のテーマは若干変更。キーワードを記した印刷物を配布.成績はレポート、課題発表と期末試験,講義中の発言を加算して評価する。

教科書: 風間聡 「水文学」,コロナ社. (← 雑学も身につきます)

参考書: 風間聡編 「河川工学」,理工図書.(河川工学全般を知りたいなら)


今年の講義予定:

10月 3日 陸水とは?
10月10日 降水
10月17日 流出
10月24日 河川工作物I   教科書に記載ありません.資料を配布します.
10月31日 ⇒ 休講
11月 7日 河川工学物I I 動画
11月14日 蒸発散
11月21日 地中流
11月28日 土砂の問題
12月 5日 確率統計水文学 頻度分析 時系列解析
12月12日 地球規模の水問題と国際河川
12月19日 課題発表
 1月 9日 河口・閉鎖水域
 1月16日 治水と環境・水利権と水の価値
 1月23日 試験
 1月30日 予備日

以上は予定であり変更はこのHP上で伝える.

代替講義 を行う場合もある.



)代替講義:必ずしも出席する必要はないが,補講の一部として考えるもの.レポートを提出すれば加点.

○11月22日金曜10:30〜 大学院G-Safetyシンポジウム.
青葉記念会館4階401.詳細は以下から.
http://kaigan.civil.tohoku.ac.jp/HEST/GSsympo/GSsympo.html QRコード→
学生が多く,気軽に参加できる.




講義の問い合わせはメールでどうぞ.


レポートの提出について

(1) 河川構造物の講義を受けて,A4用紙1枚(裏表可)に近くの川の河川構造物をスケッチし,構造物の名称,機能,特徴,感想を述べよ.締切:12月12日講義前まで(厳守).寒くなる前に行くことを推奨.規格外のレポート,締切を過ぎたものは大幅減点となる.おかしな日本語は減点.よく推敲する.(必須:未提出者は自動的に不合格)


課題発表について

講義で学んだことを生かしてグループ発表する。綿密な調査に基づき、論点を明確にした発表が必要。討論形式により、与えられたテーマを主張する。

日時:12月19日. 正規講義時間内。場合によっては昼休みにやや超過する.
発表方法:発表1班10分。討論を20分。

両班の発表の後,各班から個人を名指しします.
相手の発表への質問,コメント,回答,反論を簡潔にしてください.

テーマ (名前の無い人は至急連絡してください.)
 メンバー(◎は代表) テーマ
 1 ◎石原,鵜飼,菊地,玉川,前田,Mom 鳴瀬川ダム建設賛成
 2 ◎泉澤,内海,小林,西岡,正木,石田 鳴瀬川ダム建設反対
 3 ◎今泉,漆山,田嶋,福崎,吉川,瀬川 四谷用水再現賛成
 4 ◎岩渕,川口,田中,細江,米元,鷲巣,八木 四谷用水再現反対


採点方法:参加教官、水系大学院院生の採点、他の学生の勝敗判定による.

注意! 反対意見が環境問題のみ終始すると点数は低くなる.他の視点を用意する.

発表者は班内で選ぶ。質問に対する応答者は順番で全員に回るよう教員が指定する。全員が深く理解していないと高得点はない.参考文献は工学部図書館もしくはインターネットでそろう。成績に大いに関係があるので、真摯にのぞむこと。


試験について

問題は多岐にわたる.範囲が広範なため基礎的なことを聞く.
最近は,暗記問題だけでも良いかなと思ったりしている.でも計算問題も必要と思っている(どっちや!).

予想問題.これは必ず解いておきたい.


過去の講義

平成12年度の講義
平成13年度の講義
平成14年度の講義
平成15年度の講義
平成16年度の講義
平成17年度の講義
平成19年度の講義
平成20年度の講義
平成21年度の講義
平成22年度の講義
平成23年度の講義
平成24年度の講義
平成25年度の講義
平成26年度の講義
平成27年度の講義

pdf データを読むにはここからダウンロードしてください.



講義のコメントの対応 2023
C: プリントの書き込みスペースが欲しい
 A:まあまあスペースあると思うのですが....ノートをとりましょう.
 プリントはメモみたいなもので教科書とも違います.
Q:授業中,後に質問しにくい
 A:どうぞ,がんばって発言してください.場合によっては加点します!メールでもどうぞ.
Q:演習の解答が欲しい
 A:難しいものには解答をハンドアウトに記しています.どうしてもわからないときは尋ねてください.
Q:期末試験に何がでますか?
 A:後日,想定問題を掲示します FAQ参照
Q:なぜ基底流が存在するか?
 A:山岳域の土壌がスポンジのような効果を持つからです.タンクモデルをイメージしてください.
 もちろん一部の川ではダムの影響もあります.
Q:河口の網状河川が日本にないのはなぜか?
 A:マニアックな質問ですね.勾配が急だと網状になりにくいです.三角州は網状河川の一部と見ることもできます.
 大陸河川のように大規模なものはなかなかお目にかかれません.


講義FAQ
2022年10月20日のコメントの返答
Q:講義資料のデジタル配信
 A:ハンドアウトは毎回置くことにします.Classroomにリンク先を示します.
Q:公務員試験を意識しないでやって欲しい
Q:情報量が膨大で重要な箇所がわからない
 A:公務員試験の対策というより,試験に出る部分は大事な部分と思ってもらえるといいです.
Q:トピックが変わったことを強調して欲しい.
 A:話題が変わるときに黒板を使うようにしています.1つの情報としてください.
 話をしている際にも強調したいと思います.
Q:難しい
 A:たぶん応答関数だと思います.どうしてもわからないときは直接訊いてください.

Q:字が汚い
 A:読めない場合は,その場で聞いてください.講義中の質問は随時OKです.
Q:範囲が広すぎる
 A:科目の性質上,広く浅くなっています.歴史教科書のように知識として吸収してください.
Q:課題発表の連絡が遅い
 A:今年から10月中に連絡します.時間をかけて準備してください.→ 授業登録の関係上11月頭になります.
Q:ハンドアウトに説明を記入して欲しい.
 A:ハンドアウトはあくまで講義のノートに該当するものです.詳細については教科書を参照してください.
Q:一部の人のせいで発表の点が悪くなるのはおかしい
 A:おかしくありません.会社だって組織で評価されます.
 というより全員で意思疎通を図って知識を深めてください.
Q:講義時間を変更するな
 A:申し訳ございません.しかし休講しっぱなしには出来ません.
 大学教員は教育だけやっていれば良いわけでなくってきました.実は.
 ご理解をお願いします.
Q:教科書に出ていない内容が試験に出ている.講義で説明がなかった内容が試験に出ている.
 A:講義時間に資料を配布しています.これを参考にしてください.または予想問題を勉強してください.
 A:文科省は2単位で90時間の学習時間を課しています.つまり,講義時間外の学習が必須となっています.
 A:教科書,ハンドアウトにないことは出しません.
Q:試験が多い末期に発表時間を設けないで欲しい(2019年度に初めて出た多くのコメント).
 A:2020年度から対処します.12月末または1月2週目に移行予定.